12.ハマキガ類(チャハマキ、チヤノコ力クモンハマキ、リンゴコカクモンハマキ)

1.発生生態

 ハマキムシ類には数種類いるが、チャハマキとコカクモンハマキ類が主である。本県においては、3〜5回の発生で幼虫態で越冬し、春から成虫が出現する。サクラ、バラ、ツツシ、モッコクなどの花き、花木や草花のシクラメン、アスター、キク、グラジオラス、シャクヤク及びそのほかの花や野菜を加害し、極めて広食性の害虫である。若令幼虫期をねらい防除を徹底する。
 

2.防除のねらい

 若令幼虫の時期に防除を行う。

3.防除法

  ・耕種的防除
  (1)越冬幼虫の捕殺    

4.写真

 
ヤマモモハマキの被害状況 チャノコカクモンハマキ
チャハマキ 

 写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より