4.ハガレセンチュウ1.生態と防除のねらいセンチュウは、葉の気孔から侵入し、葉脈でしきられた扇形などの病斑を生ずる。降雨、かん水などの時に水滴のはね上りや、ぬれた部分を伝って移動する。連作すると一般に発生が多くなるので、土壌消毒する。キクのほか、キンセンカ、ヒャクニチソウ、グロキシニア、アスター、ボタン、カーベラ、ヨモギなどにも寄生し、時期的には5月から10月にかけて発生が多い。 2.防除法○土壌消毒○耕種的防除 (1)連作をさける。 (2)発病を認めたほ場からの芽は採集せず、頂芽繁殖を行う。 (3)被害葉は、早めに除去する。 (4)敷わらにより水滴のはね上りを防ぐ。 3.写真
写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より |