1.べと病 Peromospora sparsa

1.生態と防除のねらい

 春、秋の昼夜間の温度較差が大きく、多湿条件の場合には発生が多い。特に窒素過多で発生が助長される。効果の高い薬剤がないので、発病しないよう管理を行い薬剤は予防散布を主として、秋季を徹底する。薬液は葉裏にもかかるように十分散布する。

2.防除法

  ○耕種的防除
(1)発生を認めたら、発病枝、葉を直ちに除去、焼却する。
(2)通風採光につとめ、多湿にならないよう管理する。
(3)窒素質肥料の過多をさける。
(4)昼夜間の温度較差を少なくするため暖房する。    

3.写真

 
べと病

 写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より