1.ウスカワマイマイ

1.生態と防除のねらい

 発生は年間1回であるが、極めて広食性である。露地では、4月ごろ加害を始め、6月ごろ幼貝が現れ、7月ごろ成貝になる。
 主として、成長した個体が夜間加害する。(10月ごろ、各個体問の生育が揃っていない場合は翌年の発生が多い。)

2.防除法

  ○耕種的防除
(1)捕殺に努める。
(2)除草などによって生息場所をなくす。
(3)植付け前に消石灰を施し、耕起して土壌pHを6.5〜7に矯正する。
(4)石灰窒素を作付け前に除草を兼ねて8kg/a程度施用すると効果がある。