1.モザイク病 OYDV(ネギ萎縮ウイルス)

1.生態と防除のねらい

 株全身がおかされる。葉身には葉脈に沿って黄緑色濃淡の条斑を生じ、激しくなると条斑がくぼみ、え死斑となることがある。普通は条状の斑入りがあらわれて株全体が萎縮し、葉が著しくねじれていじけたようになる。花茎も細く貧弱となり、花も小さく色彩を欠く。おもに保毒リン茎を用いることによって伝染するが、アブラムシや採花に用いる刃物でも伝染する。
 病株は抜き取って焼却し、病株からの採種、繁殖は行わないようにする。アブラムシの防除を徹底する。

2.防除法

 ○耕種的防除
(1)病株は抜き取って焼却する。
 ○薬剤防除
 アブラムシ類の項参照