2.モンシロチョウ
1.生態と防除のねらい
年に5〜6回発生を繰り返し、主としてさなぎで越冬するが、一部幼虫でも越冬する。
3月下旬より羽化、産卵し、適温では卵期3日内外であり、幼虫は2週間で蛹化する。幼虫の加害は冬季を除いて春から秋まで長期にわたり行われ、平坦地では5〜6月と9月中旬〜11月中旬に被害が著しい。また山間地では7〜8月に被害が多い。老熟幼虫は食草の葉裏または樹木、垣根について蛹化し、約1週間で羽化する。
2.防除法
○耕種的防除
苗床等寒冷紗で覆い、成虫の飛来を防ぐ。