1.斑点細菌病 Pseudomonas syringae pv. helianthi

1.生態と防除のねらい

 主に葉に発生し、茎、葉柄、花梗にも発生する。葉では、はじめ小斑点を生じ、やがて角ばった不規則の斑点となる。さらに進行すると病斑は多角形、暗褐色となり周辺が緑色帯で囲まれるようになる。病斑は融合し、葉に部分的に大きな枯死部を生じる。25℃前後の温度と多湿条件で発生しやすく、発病株から風雨によって飛散し、まん延する。

2.防除法

 ○耕種的防除
(1)罹病部分は、すみやかに取り除き残渣は残さない。
(2)風雨によりまん延するので排水を良好にする。
(3)茎葉が過繁茂になると本病がまん延するので、適正な肥培管理をする。