1.斑点病 Ramularia primulae

1.生態と防除のねらい

 発生は葉で、下葉から発病し始める。初めは小斑点であるが、やがて3〜4mmぐらいの大きさの褐色の円形または準円形の病斑となる。
 病斑のまわりは黄色に縁取られる。病勢が進むと葉は枯死し、落葉する。3〜5月の降雨の多いときに発生しやすい。

2.防除法

 ○耕種的防除
(1)肥料切れすると発生しやすくなるから肥培管理に注意する。
(2)雨天が続くときには、発病葉は摘みとり焼却する。
(3)種子消毒を行う。