2.斑葉細菌病  Pseudomonas syringae pv. primulae

1.生態と防除のねらい

 発生は葉で、初めは下葉に水侵状の褐色の小斑点として現れる。病斑はやがて大きくなり、不規則な円形の病斑となる。病斑のまわりは黄色になる。病斑の大きさは5〜8mm程度であるが、多数できたときは融合して大型となり、落葉したり枯死したりする。施設や土壌が多湿のとき発病しやすい。

2.防除法

 ○耕種的防除
(1)土壌が過湿にならないように注意する。
(2)発病葉は早急に除去、焼却する。
 ○薬剤防除
 軟腐病に準ずる。