2.さび病 Aecidium hydrangeae - paniculatae

1.生態と防除のねらい

 5〜6月ころの年1回の発生である。葉裏や葵柄の一部が淡緑化して長円丘状に膨らみ、丘状中央部の凹んだ小円から、橙黄色の粉塊を噴出する。本病原菌はスズタケを中間寄主にして、ガクアジサイ、コアジサイ、ナガバアジサイ等アジサイ類に発生する。

2.防除法

(1)中間寄主を近くに植栽しない。
(2)毎年発生する株には、予防的に薬剤を散布する。