2.タマシロカイガラムシ
1.生態と防除のねらい
年1回の発生で、主として3令幼虫態で越冬する。5月上旬頃になると4〜5mm程度の光沢のある褐色の丸いカイガラムシに発育し、体下に産卵する。幼虫は初め、裏の葉脈に沿って寄生しているが、秋季になると枝幹部へと移動し越冬に入る。
2.防除法
○耕種的防除
(1)産卵前の成虫を除去する。