1.斑点病 Cercospora sp.

1.生態と防除のねらい

 葉に暗褐色の2〜3mm大の木整円斑を散生する。病斑は拡大して、周縁を濃褐色から黒褐色の帯で囲まれた10mmくらいの不整形褐色斑となる。病斑には暗褐色すすかび状物を多数生ずる。激害株では、秋以降ほとんどの病葉が落葉するが、一部の病葉が着生したまま越冬する。

2.防除法

(1)病落葉、着生病葉を除去焼却する。
(2)毎年発生する株では、予防的に殺菌剤を散布する。