2.褐斑病
Cercospora zelkowae
1.生態と防除のねらい
4〜5月頃から苗木〜成木に発生し、被害は下枝からしだいに上方に及び、病葉は早期落葉する。葉に2〜3mm大の木整形褐色斑をを生ずる。1葉に多数の斑点を生ずるため、病葉は黄化し、両側から巻き込んで落葉する。病斑には多量の暗緑色すすかび状物を形成する。病原菌は病落葉中で越冬する。
2.防除法
(1)病落葉を集めて焼却する。
(2)毎年発生するところでは、5〜9月に殺菌剤を予防的に散布する。