2.ニレハムシ

1.生態と防除のねらい

 成虫、幼虫ともケヤキやニレ類の葉を食害し、街路樹などで発生を見ることが多い。
 1年に2回の発生で、越冬成虫は4月下旬頃から食害を始め、葉裏に卵塊を産み付ける。
 幼虫は最初は葉表を食べる。被害の発見は、第二化の幼虫や成虫が加害する8〜9月に、葉が食害で褐変して気づくことが多い。

2.防除法

 (1)卵塊や若齢幼虫期に寄生枝を除去。