１．てんぐす病 Taphrina wiesneri
１．生態と防除のねらい
枝の一部が膨らんでこぶ状となり、そこから不定枝が叢生し、天狗の巣を形成する。全体に拡大すると樹勢が弱まり、寿命を縮める。病巣の葉は、４月中〜下旬にかけ変色し、葉裏面に白粉を生ずる。病原菌は病枝上で越冬し、開葉期に葉に伝染する。２．防除法
（１）冬期に病巣をこぶの部分を含めて切除焼却する。切り日から腐朽病が侵入しやすいので、切り口に防菌・ゆ合剤を塗布する。３．写真
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| てんぐす病 |
写真：福岡県園芸・茶病害虫図鑑より