5.せん孔褐斑病 Mycosphaerella cerasella
6.斑点病      Cercospora prunicola

1.生態と防除のねらい

 せん孔褐斑病は、径2〜3mmの褐色不整円斑を作り、病斑の縁に離層を形成して、病患部が脱落し、虫害に似た症状を呈する。斑点病は、葉脈に区切られた不整多角形の褐色病斑を形成する。病斑は1葉に多数形成され、両縁から巻き込み早期に落葉する。

2.防除法

(1)伝染源となる病落葉を除去・焼却する。
(2)若木の場合は予防的に殺菌剤を散布する。