4.オビカレハ

1.生態と防除のねらい

 サクラ、ウメ、そモ、カイドウなどのバラ科樹木の葉を食害する。枝に産み付けられた卵塊で越冬し、幼虫は3月に孵化する。最初は枝に糸を張ってテント状の巣を作り、昼間は巣の中に集合し夜間に巣外の葉を食べる。終齢近くになるとテントから出て分散する。樹上で蛹化し、5月下旬〜6月に羽化産卵する。

2.防除法

(1)巣の中の幼虫を枝葉ごと除去するか、火のついた棒を使って巣を焼く。
(2)卵塊を潰す。