5.リンゴカミキリ
1.生態と防除のねらい
成虫は5〜6月に加害枝から脱出し、サクラの葉脈を後食する。細い枝にかみ傷を付けて産卵し、孵化幼虫は枝の内部を食い進み、数カ所から糞を樹皮外に排出する。被害枝は枯れ下がる。越冬は枝の中で老熟幼虫か蛹態ですこす。1世代に2年かかる。サクラのほかモモ、リンゴ、ナシなどを加害する。
2.防除法
(1)成虫を捕殺する。
(2)被害部の枝を幼虫ごと切り取る。