1.うどんこ病 Uncinula austriana

1.生態と防除のねらい

 若木及び苗木での発生が激しく、新葉、新梢が侵され、著しい場合には奇形を呈する。
 5月と9月下旬の発生が著しい。病患部には、秋期に黒色球状物が多数作られ、これが越冬して翌春の伝染源になる。通風、採光不良、乾燥、窒素肥料の多用は発病を促進する。

2.防除法

(1)病落葉を集めて焼却する。
(2)窒素過多に留意するとともに、通風、採光を良くする。    

3.写真

 
うどんこ病 うどんこ病

 写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より