2.モンクキバチ

1.生態と防除のねらい

 幼虫がサンゴジュ、ガマズミなどの新梢内部を食害する。加害枝内のマユの中で幼虫態で越冬し、4〜5月頃成虫が発生する。産卵は新梢の組織内に1粒づつ産み付けられ、この新梢は産卵時の傷のため萎れる。孵化幼虫は新梢内部を食い進み、新梢には虫糞がつめられる。加害枝は枯損し若木では実害が大きい。

2.防除法

 (1)被害部を切り取り焼却。    

3.写真

 
モンクキバチ 新梢の被害

 写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より