3.サンゴジュハムシ

1.生態と防除のねらい

 幼虫、成虫ともサンゴジュ、ガマズミ、ニワトコ、オオデマリなどの葉を食害する。被害が激しいとほとんどの葉が褐変する。卵で越冬し、3月下旬〜4月上旬に孵化した幼虫は初めは葉肉をかじるように食ベ、成長するにしたがい葉に穴をあける。5月に老熟し土中にマユを作って蛹化する。成虫は6月から現れ、引き続き葉を食害する。10月頃に新梢内に卵塊を埋め込むように産卵する。

2.防除法

(1)ネットなどで成虫を払い落として捕殺。
(2)産卵された枝の剪定。    

3.写真

 
サンゴジュハムシ 被害葉 サンゴジュハムシ 成虫と食痕

 写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より