4.もち病    Exobasidium japonicum
  裏白もち病 Exobasidium sp.
  平もち病   Exobasidium yosinagai

1.生態と防除のねらい

 もち病は、新葉展開期頃(5月頃)に発生する。新葉、葉柄、新梢が肥厚し、光沢のある淡緑色を帯びたもち状の肥大部を生じ、奇形を呈する。肥大部はやがて白粉状物で覆われる。裏白もち病、平もち病は新葉展開後5〜6月頃発生し、肥厚せず、患部裏面を円状の白粉が覆う。

2.防除法

 (1)患部が緑味を帯び、白粉状になる前に切除焼却する。    

3.写真

 
もち病

 写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より