3.ムシクソハムシ

1.生態と防除のねらい

 5〜6月頃ツツジ、サツキの葉が坊主になり、小枝上にネズミの糞のような袋をかぶった小さな虫が付着するので判別できる。成虫は3mm程度の黒色棒状のハムシで、7月に現れ地上に産卵する。8月上旬に孵化した幼虫は排泄物で黒褐色の袋を作りそれを被って歩行食害する。そのまま越冬し、4月下旬から食害を開始し、6月下旬に蛹化する。

2.防除法

 (1)7〜8月に地上に細砂を敷くと、産卵予防になる。