1.輪紋葉枯病 

1.生態と防除のねらい

 4〜6月と9〜10月、葉に発生する。最初赤褐色の小斑点を生じ、急激に拡大して1〜2cmの大型の輪紋円斑となる。病斑は1葉に1〜2個と少ないが、病葉は黄化して早期に落葉する。激害樹では樹勢が衰え、枝枯れを生ずる。病斑上には、黄色〜淡褐色の小さく盛り上がったきのこ状の菌体が形成される。

2.防除法

 (1)病葉を早期に摘みとり、病落葉は集めて焼却する。    

3.写真

 
サザンカの病葉 サザンカの病葉

 写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より