1.チャドクガ
1.生態と防除のねらい
年2回の発生で、葉裏の卵塊で越冬し、幼虫は5〜6月と8〜9月に見られる。群生して食害し、土中で蛹になる。羽化は6〜7月と10〜11月である。成虫、幼虫、マユ、卵塊とも毒刺毛を持つ。チャやナツツバキも加害するが、異常発生するとサクラ、コナラ、クリなども食害するようになる。
2.防除法
(1)卵塊のある葉や群生幼虫を除去し焼却する。
3.写真
チャドクガ 幼虫
チャドクガ 成虫
写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より