3.チャノミドリヒメヨコバイ

1.生態と防除のねらい

 成虫で越冬後、新芽の伸長が始まる3月下旬〜4月上旬に現れ、新幼虫は4月中旬以降に出現する。その後世代を繰り返し、新葉を吸汁加害する。7月から秋にかけて密度が高まり、秋に雨が少ないと多発する。被害を受けると新芽の伸長が悪くなり、新葉は萎縮、黄色化し、葉先から葉縁にかけて部分枯れをおこす。

2.防除法

(1)被害苗を植えない。
(2)共通害虫 コナジラミ類の項に準じる。