1.さび病 Gymnosporangium asiaticum

1.生態と防除のねらい

 ナシ、ボケ、カリンなどに発生するさび病(赤星病)の中間寄主である。2月上旬から葉や若枝上に明褐色の突起物が作られ、3〜4月の雨天時にはオレンジ色の寒天状に膨れて胞子を飛散し、ナシ・ボケなとに感染する。ビャクシン類に実害は少ない。

2.防除法

 (1)中間寄主を近くに植えない。

3.写真

 
カイズカイブキの赤星病(冬胞子堆)

 写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より