1.ミノウスバ

1.生態と防除のねらい

 マサキ、ニシキギ、マユミなどのニシキギ科に発生する。生け垣などを丸坊主にすることも多い。小枝上の卵塊で越冬し、3月下旬頃から孵化し集団で新芽を食害する。老熟した幼虫は20mm程度の太ったイモムシである。5月頃葉をつづってマユを作り蛹化する。成虫は10〜11月に現れ、昼間飛びまわる。

2.防除法

(1)卵期に勇定を行う。
(2)被害木を振動させ、下垂や落下した幼虫を捕殺。    

3.写真

 
ミノウスバ 若齢幼虫 ミノウスバ 若齢幼虫
ミノウスバ 老齢幼虫 ミノウスバ 成虫 (上オス、下メス)

 写真:福岡県園芸・茶病害虫図鑑より