ミカンハモグリガ
1.生態と防除のねらい
成虫態でミカンの樹冠内や草むら内で越冬する。春新芽の発生とともに産卵加害するが、この時期には虫の密度が低いため被害はごく少ない。しかし、春葉で次々と繁殖するため6月頃には密度が高くなり夏葉以降には多大の被害が発生する。
幼虫期間は6〜7月は3〜4日、4〜5月と9〜10月は10〜15日であり蛹期間は7〜8日で年間7〜8回発生することになる。防除は夏秋梢の被害防止に重点をおく。
2.写真
被害葉
被害果