クロフタモンマダラメイガ(カキノキマダラメイガ) 

1.生態と防除のねらい

 カキの粗皮下の食入部に灰白色でうすい長だ円形のマユをつくって老熟幼虫態で越冬する。成虫は4月中下旬と6月中下旬、8月中〜9月の年3回発生し、伊豆に発生が多い。カキノへタムシガと同時防除できるが、特に本虫の防除を目的とする場合には枝幹の分岐部に重点的に散布するようにする。

2.防除法(耕種的防除)

 (1) 水圧式粗皮はぎ機や器具を使って粗皮を削り、越冬密度の低下をはかる。
 (2) 幼虫の刺殺

3.写真 

幼虫と被害枝