ブドウネアブラムシ
1.生態と防除のねらい
本種は、北アメリカ原産で日本へは明治18年に侵入して猛威を振るったが、昭和に入って抵抗性台木の導入により姿を消していた。しかし、近年マンソン栽培等の自根栽培が行われるようになって再発生した。
本種に寄生されると根にゴールができ、枯死するため養分吸収が困難になり、地上部は生育不良となり無核果、エビ果が出来る。まれに葉にゴールが出来ることもある。
防除対策としては、抵抗性台木の導入が最も効果的で薬剤防除の効果は低い。
2.写真
成虫
被害根
被害葉