コウモリガ

1.生態と防除のねらい

 幼木の時期には、樹幹基部が環状に食害され、樹勢が悪くなったり、まれに枯死株となる。成木では6月〜7月に地際部の幹や棚の付近にある枝の分岐部に入って食害する。

2.防除法(耕種的防除)

 (1) 春先に若齢幼虫の育つ場所を少なくするために、樹園地の雑草を除去し、株元をきれいにする。
 (2) 食入後の幼虫に対しては虫糞を取り除いたあと、針金などで刺殺する。

3.写真 


被害枝

幼虫