さび病  Phakopsora nishidana

1.生態と防除のねらい

 葉の裏面に黄褐色の微細な斑点を散生もしくは密生し、その後淡黄色、粉状(夏胞子層)となる。のちに、赤褐色の斑点を生じ、そこに黒色斑点(冬胞子層)を散生もしくは密生し、病葉は早期に落葉する。発病適温は25〜30℃で、夏胞子は風で分散し二次伝染する。また、病葉に生じた冬胞子の形で越冬し、翌年の伝染源となる。なお、施設栽培では周年発生する。

2.防除法(耕種的防除) 

 (1) 落葉の処分を行う。

3.写真 


葉の病斑(葉裏)