カンザワハダニ

1.生態と防除のねらい

 主に葉裏に寄生し、葉をカスリ状としたり、果実に寄生した場合には果皮色が乳白色に変わり著しく外観を阻害する。年に10数世代をくり返し、気温が高い程発育期間が短くなる。園内の広葉の雑草に多く寄生し、そこから移動する場合が多い。そのため園内の除草に努め、ハダニが発生している場合には雑草にも同時に防除する。施設栽培では特に発生が多い。葉裏に多いのでかけムラのないよう葉裏から十分量散布する。

2.防除法(耕種的防除)

 (1) 園内の除草に努める。

3.写真