クスサン

1.生態と防除のねらい

 樹幹上や太枝の分岐部などに数10粒づつ産み付けられた卵態で越冬する。幼虫は4月中旬〜6月下旬にふ化し、葉を食害しながら発育して6月下旬〜10月上旬に蛹となり、9月上旬〜10月中旬に成虫になる。幼虫は極めて広食性でクリの他、イチョウやサクラなど多くの植物の葉を食害する。

2.防除法(耕種的防除)

 (1) 越冬中の卵塊をすりつぶすか取り除く。

3.写真 


卵塊

卵塊(拡大)

老齢幼虫

かご状の繭