うどんこ病  Podosphaera xanthii etc.

1.生  態

病原菌は被害植物残渣に形成された子のう殻で越年すると考えられている。
ハウス栽培では冬季にも発病し分生胞子で越年する。
発病適温は28℃前後であり、湿度が50〜80%程度で通風が悪いと発生しやすい。
ハウス栽培では換気や採光が不十分の場合に多発する。

2.防除のねらい

(1) ハウス栽培では換気を良くし通風を図る。
(2) 初期発病のうちに防除の徹底を図る。

3.防 除 法

 ○耕種的防除
(1) 密植を避け、通風採光を図る。
(2) ハウス栽培では換気を図る。

4.写真