ハクサイの白斑病   Cercosporella brassicae

1.生  態

病原菌は主に菌糸の形で組織内で越年し、これより分生胞子を形成して空気伝染し、侵入後15〜16日で発病する。
晩秋から初冬にかけて多雨の年に発生が多く、また根いたみや肥料切れした場合にも発生が多い。
全期間を通じて発生するが結球期後に発生が多い。

2.防除のねらい

肥料切れしないようにし、発病初期の薬剤防除を徹底する。

3.防 除 法

 ○ 耕種的防除
(1) 耐病性品種を栽培する。
(2) 連作地では発病が多いので輸作を行う。
(3) 被害葉は除去焼却する。
(4) 根いたみや、肥料切れしないようにする。