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■天敵の利用法
(1)コナジラミ類
基準放飼量;1回にマミーカード40〜50カード/1000u
放飼時期および回数;定植後と年明けの2回

1回目;定植1週間後から4週連続
ポイント;苗がまだ小さく、コナジラミの発生も均一と考えら
れるため、圃場全体にカードを取り付ける。
放飼後の対応;11〜12月にコナジラミ類が一時的に増加す
る場合がある。そのときは、天敵に影響の少な
いチェス水和剤を1〜2回全面散布する。

2回目;年明けの2月中旬から4週連続。
ポイント;・早すぎたり、遅すぎたりした場合は効果が見られ
ない場合があるので、時機を逸しないようにする。
・既に発生が見られている場合は、発生している場
所を中心に取り付ける。
・天敵が寄生できる幼虫は、トマト株の中段以下に
多いため、カードはその辺りに取り付ける。
放飼後の対応;コナジラミが増加した場合は、3月下旬〜5月
上旬であればチェス水和剤、5月下旬以降であ
れば、収穫終了時も近いため、トマトサビダニ
防除をかねてサンマイトフロアブルを散布。

天敵の活動状況は、葉裏のオンシツツヤコバチ蛹の色で判断する。
 トマト葉裏のコナジラミ幼虫と蛹 |
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 寄生されていないコナジラミ蛹 (白〜乳白色) |
 天敵に寄生されたコナジラミ蛹(黒色) |

(2)ハモグリバエ類
基準放飼量;1回にハモグリミドリヒメコバチまたはイサエアヒメコバチ
の成虫100〜200頭/1000u
天敵放飼時期および回数;基本的には定植1週間後からの3週(回)連続。
この天敵も、オンシツツヤコバチと同様に、基本的には定植後と春
先の2回の時期に放飼するが、冬場にハモグリバエ類の発生がほとん
どない場合は、春先の発生時期が遅れるため、2回目の放飼は必要な
いと思われる。
(時期別のハモグリバエ発生に対する対応策)
定植前で天敵放飼1週間前まで → アファーム乳剤、トリガード液剤
天敵放飼後 → カスケード乳剤(天敵に影響少ない)

天敵の活動状況は、コナジラミと同様に、潜孔内のハモグリバエ幼虫の色
で判断する。ハモグリバエ2〜3齢幼虫は主に黄色であるが、天敵の寄生な
ど受けると全体的に茶褐色〜黒色となる。
 潜孔内のマメハモグリバエ幼虫 |
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 天敵に寄生され黒変した幼虫 |
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