6331−24
                                平成15年5月12日
 
各関係機関の長
各病害虫防除員  殿
 
                               宮崎県病害虫防除所長
 
 
          病害虫防除速報第2号
 
1.病害虫名   葉いもち
2.作物名    早期水稲
3.発生状況
 
 1)巡回調査の結果、補植用苗(置き苗)に葉いもちの病斑を確認した。初発日は5月3日
   で、前年5月1日に比べ2日遅く、平年の5月11日に比べ8日早い。
 
 2)当該水田での移植されたイネへの発病は確認されていない。
 
 
 
 
4.防除対策
 
 1)早期水稲における葉いもちの第一次伝染源は、放置された補植用の苗であるので、至急
   処分する。
 2)田植え時に育苗箱施薬をしていないほ場では、葉いもちの早期発見につとめ初期防除を
   徹底する。
 3)育苗箱施薬を行ったほ場でも、残効が切れた後に葉いもちの発生が多くなる場合がある
   ので注意する。
 4)雨の多い時は雨間散布を行い、防除適期を失しないようにする。
 
 
  表ー1 早期水稲における葉いもちの初発生日

 本 年      前 年      平 年     最も早い発生年
                             (平成10年)

  5月3日     5月1日     5月11日     4月21日