6011−1136  

                             令和4年5月23日 

 各関係機関の長

                  殿

 各病害虫防除員 

 

                    宮崎県病害虫防除・肥料検査センター所長 

 

       令和4年度病害虫防除情報第2号

 

 ツマジロクサヨトウについて、各地域の発生状況を把握しながら適切な防除指導をお願
いします。

 

  ツマジロクサヨトウのフェロモントラップへの初誘殺が確認さ
れました。今後の発生に注意して適切な防除を行ってください。

 

 

1 作物名   飼料用トウモロコシ、ソルガム、スイートコーン

 

2 病害虫名  ツマジロクサヨトウ

                          

3 発生状況(経過)

   県内6ヶ所に設置しているフェロモントラップ調査において、5月9日に初誘殺
 が確認された(表1)。

 

表1 県内フェロモントラップに
   おける誘殺頭数(5月16日現在)

  表2 県内トラップ初誘殺確認日
    注)粘着板トラップによる誘殺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   図1 ツマジロクサヨトウ幼虫   図2 飼料用トウモロコシでの食害(全体、拡大)

   (令和2年5月15日撮影)     (令和2年5月15日撮影)

 

4 防除上の注意

 (1)生育初期に多発すると減収につながると考えられるので、生育初期からほ場をよ
   く見回り、幼虫と食害の早期発見に努め、発生を確認した場合は、農薬による防除
   を実施する。

 

 (2)発生は8月下旬以降急激に増加し(図3)、特に飼料用トウモロコシの2作目で
   食害が顕著に見られるため、今後の発生に注意する。

 

 (3)農薬の使用にあたっては、散布は無風又は風が弱い時に行うなど近隣に影響が少
   ない天候や時間帯を選び、風向、防除器具のノズルの向き等にも十分注意し、農薬
   の飛散(ドリフト)に留意する。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

  図3 県内のツマジロクサヨトウの発生消長(粘着板トラップ調査)

 

 

 

《連絡先》

 宮崎県総合農業試験場 病害虫防除・肥料検査課

 (病害虫防除・肥料検査センター) 椎葉

 TEL0985-73-6670  FAX0985-73-2127

 E-mailbyogaichu-hiryo@pref.miyazaki.lg.jp