011−1351  
                             令和2年7月22日 
 各関係機関の長殿
 各病害虫防除員殿 
 
                    宮崎県病害虫防除・肥料検査センター所長 
 
       令和2年度病害虫防除情報第5号
 
 各地域の発生状況を把握しながら適切な防除指導をお願いします。

ハスモンヨトウが多発傾向です。
 
1 作物名   野菜・花き類
 
2 病害虫名  ハスモンヨトウ
 
3 発生状況等
 (1)宮崎市、都城市、西都市、および国富町に設置しているフェロモントラップの
誘殺数が6月4半旬から平年を上回り、急激に増加している(図1)。
 
 (2)直近1か月(6月4半旬〜7月3半旬)の誘殺虫数は、宮崎市459頭(平年467頭)、
都城市848頭(平年511頭)、西都市1,018頭(平年607頭)国富町522頭(平年415頭)と、
平年比並から多であり、4地点合計の誘殺頭数は平年比多である(表1)。
 図1 県内4か所のフェロモントラップ誘殺虫数

 
 表1 フェロモントラップへのハスモンヨトウ誘殺虫数および平年値との比較
  (直近1ヶ月:6月4半旬〜7月3半旬)
             
 
 
 
 
 

4 防除上の注意
 1)ほ場を見回り、若齢幼虫分散前の白変葉の早期発見・除去に努める。
 
 2)齢が進んだ幼虫では薬剤の効果が著しく低下するため、若齢幼虫期の防除が重要である。
若齢幼虫は葉裏に群生することが多いので、葉裏まで薬液がかかるように散布する。
なお、薬剤抵抗性の発達を防止するため、使用薬剤は異なる系統のものを用い、同一系統の薬剤の連用は避ける。
 
 3)施設栽培で、入り口やサイドなど開口部に防虫ネット(4mm目合い以下)を展張し、
成虫の飛来・侵入を防止する。なお、防虫ネット上に産卵し、孵化した幼虫が施設内に侵入することがあるため注意する。
 
 4)ほ場内や周辺の雑草は増殖源になるので除草を行う。
 
 
 ●その他詳細については、西臼杵支庁・各農林振興局(農業改良普及センター)、
JA、総合農業試験場病害虫防除・肥料検査センター等関係機関に照会してください。
 
 ●6月1日から8月31日までの3か月間、農薬危害防止運動を実施します。
農薬散布にあたっては、ラベル表示の確認を十分に行い、農薬使用基準を遵守し、危害防止に努めましょう。
 



 
《連絡先》宮崎県総合農業試験場 病害虫防除・肥料検査課
    (病害虫防除・肥料検査センター) 椎葉・寺本
    TEL:0985-73-6670  FAX:0985-73-2127
    E-mail:byogaichu-hiryo@pref.miyazaki.lg.jp
 

 

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