6331 −30 平成11年6月23日 各 関係機関長 各 病害虫防除員 殿 宮崎県病害虫防除所長 平成11年度病害虫発生予察注意報第1号について 平成11年度病害虫発生予察注意報第1号を発表したので送付します。
平成11年度病害虫発生予察注意報第1号 平成11年6月23日 宮 崎 県 病害虫名 斑点米カメムシ類(ミナミアオカメムシ、クモヘリカメムシ、ホソハリカメムシ、シラホシカメムシ) 作 物 名 早期水稲 1 注意報の内容 1) 発生地域 早期水稲栽培地帯全域 2) 発生時期 出穂期〜乳熟期 3) 発生程度 やや多 2 注意報の根拠 1) 6月上旬の水田周辺におけるイタリアンライグラスでの生息数は表−1のとおり全般的にやや多く、地域によって発生程度の高いほ場も見られる。 2) カメムシの種類については、表−1から見られるとおり、クモヘリカメムシ、シラホシカメムシ、ミナミアオカメムシが平年よりやや多く、いずれも斑点米産出能力が高いため警戒が必要である。 3 防除上の注意 1)本虫による被害は品質を著しく低下させ等級格下げの重要な要因になるので、広域の集団一斉防除に努め、防除効率を高める。 2)出穂の早い水田には集中的に飛来する恐れがあるので、きらり宮崎等は特に注意する。 3)防除時期は穂ぞろい期とその後7日〜10日であり、防除薬剤は穂いもちとの同時防除剤の使用が効果的である。 4 その他 1)薬剤等は平成11年度病害虫、雑草防除指導等指針を参照する。 2)農薬安全使用基準を遵守し、危被害防止に努める。