6331−35
                                平成14年5月20日
 
各関係機関長
各病害虫防除員 様
 
                               宮崎県病害虫防除所長
 
  平成14年度病害虫発生予察注意報第1号について
平成14年度病害虫発生予察注意報第1号を発表したので送付します。
 

     平成14年度病害虫発生予察注意報第1号
 
  病害虫名   ツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシ
 
  作物名    ナシ、カキ、モモ等の落葉果樹、カンキツ類
 
1 発生地域   県下全域
 
2 発生量    多
 
3 注意報の根拠
 
 1)4月の県央(佐土原町)の予察灯へのツヤアオカメムシの飛来が過去10年で最も多かった。
  4月の誘殺数 本年579頭 平年36.1頭 過去10年の最多誘殺数279頭(平成4年)
 
 2)平成14年2月に県内20地点で行ったチャバネアオカメムシの越冬量調査において、5地点から計7頭の越冬成虫が確認された。
 
 3)過去7年間実施した越冬量調査において越冬成虫が確認された平成8年(26頭)、12年(4頭)には7月までに越冬成虫が多く確認され、一部の果樹園で被害が認められた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 表 チャバネアオカメムシの越冬量調査結果(2月)及び4〜7月の予察灯誘殺数
  8年 9年 10年 11年 12年 13年 14年
越冬数(頭)
 
26
 
0
 
0
 
0
 
4
 
0
 
7
 
予察灯
誘殺数
延 岡
日 南
都 城
国 富
佐土原合計
505
93
77
178
213
1065
0
0
1
0
2
3
3
0
9
1
5
17
3
12
0
0
11
26
271
342
35
14
88
732
0
47
0
1
6
54





 
(頭)
 
 
 
 
 
 
4 防除上の注意
 1)カメムシは園外から飛来し、地域や時期によって発生量が大きく変動する。多飛来を見てからの防除では手遅れとなるので、園内外を見回り、早期発見、早期防除に努める。
 
 2)成熟・着色の早い品種を集中して加害する傾向があるので注意する。
 
 3)園周辺にヒノキ・スギの多いところでは特に注意が必要で、薬剤防除はヒノキ・スギを含めた防除とする。
 
 4)薬剤等その他の詳細については、「平成14年度病害虫・雑草防除等指導指針」を参照する。また、農薬安全使用基準を遵守し、危被害防止に努める。