6011−1403
                                             平成25年8月2日
 
 各関係機関の長
 各病害虫防除員 殿
 
                                       宮崎県病害虫防除・肥料検査センター所長
 
            平成25年度病害虫発生予察注意報第3号について
 
  平成25年度病害虫発生予察注意報第3号を発表したので送付します。

       平成25年度病害虫発生予察注意報第3号
 
                                            平成25年8月2日
                                              宮  崎  県
 
  病害虫名   トビイロウンカ
  作物名    普通期水稲
 
1.発生地域   県内全域
 
2.発生程度   多
 
3.発生状況と注意報の根拠>
(1)7月下旬の巡回調査における発生面積率60.0%、株当たり虫数0.27頭は、いずれも平成17年以降(9年間)で最も多い(図1、図2)。また、産卵数の多い短翅型雌成虫の株当たり虫数0.10頭も平成17年以降で最も多い(図3)。(要防除水準:8月上旬〜9月中旬の短翅型雌成虫株当たり0.20頭)
 
図1.発生面積率の推移 図2.株当たり虫数の推移
図3.短翅型雌成虫の株当たり虫数の推移
 
 
(2)鹿児島地方気象台が7月26日に発表した向こう1ヶ月の気温(7月27日〜8月26日)は、平年より高い確率が60%と予想されていることから、今後世代交代が早まり、短期間で増殖するおそれがある。
 
4.防除上の注意
(1)トビイロウンカの防除適期は8月第3〜5半旬(6月27日飛来・第2世代幼虫期)と予想される。防除を行う際は地域毎の防除適期内に必ず防除を行う(別  紙:県内トビイロウンカの発生世代予測を参照)。
 
(2)本虫は株元に生息し、低密度であっても、その後の増殖率が高く坪枯れを引き起こすので、薬剤は株元に十分到達するよう散布する。
 
(3)気象的な要因等で防除ができなかったほ場は、状況の回復を待って必ず防除を行う。また、防除を実施したほ場でも、株元を確認し、トビイロウンカの生息密度が高い場合は追加防除を行う。
 
(4)飼料用稲においては、「稲発酵粗飼料生産・給与技術マニュアル」(平成23年1月)及び「飼料として使用する籾米への農薬の使用について」(平成21年4月20日付け21消安第658号、21生畜第223号関係課長通知、平成23年11月17日一部改正)、「飼料の有害物質の指導基準」(昭和63年10月14日付け63畜B第2050号畜産局長通達、平成24年4月9日一部改正)に沿って、適期防除に努める。
 
5.その他
(1)その他詳細については、西臼杵支庁・各農林振興局(農業改良普及センター)、総合農業試験場生物環境部、病害虫防除・肥料検査センター等関係機関に照会してください。
 
(2)6月1日から8月31日の3ヶ月間、農薬危害防止運動を実施しています。農薬散布にあたっては、ラベル表示の確認を十分に行い、農薬使用基準を遵守し、危害防止に努めましょう。




 
<連絡先〉
宮崎県病害虫防除・肥料検査センター 斎藤
TEL:0985-73-6670 FAX:0985-73-2127
ホームページ:http://www.jppn.ne.jp/miyazaki
E-mail:byogaichu-hiryo@pref.miyazaki.lg.jp

トビイロウンカの発生世代予測図はこちらから(PDF:49KB)→発生世代予測図

PDFファイル(本文及び発生世代予測図)はこちらからダウンロードできます→注意報第3号