注意報  注意報  注意報  注意報  注意報  注意報  注意報  注意報 

                             6011−1131

                             平成30年4月27日

各関係機関の長

各病害虫防除員 殿

                    宮崎県病害虫防除・肥料検査センター所長

 

平成30年度病害虫発生予察注意報第1号について

 

 平成30年度病害虫発生予察注意報第1号を発表したので送付します。

 

平成30年度病害虫発生予察注意報第1号

 

                             平成30年4月27日

                             宮    崎    県

病害虫名    葉かび病

 

名    冬春トマト(ミニトマトを含む)

 

 

  平成29年12月25日付防除情報で注意喚起を行いましたが、

 依然、発生が多くなっています。防除対策の徹底を図りましょう。

 

 

1 発生地域    県下全域

 

2 発 量  葉かび病  多

 

 

3 注意報の根拠

 1)平成29年12月25日付で病害虫発生予察防除情報第10号を発表し、防除を呼

  びかけたが、その後も平年に比べてやや多で推移している。

 

 2)4月中旬の巡回調査における発生面積率は50.0%(前年50.0%、平年28.8%)、

発病葉率は16.1%(前年12.0%、平年5.5%)で、いずれも平年に比べ多の発生であ

った(図1,2)。

   発生面積率、発病葉率ともに過去10年同時期で最も高くなっている。

 

 3)向こう1か月の気象予報では、気温は平年に比べ高く、降水量は平年並の予報であ

  るが、曇雨天日が多くなると、施設内の湿度が高くなり、病害の発生に好適な条件と

なる可能性がある(鹿児島地方気象台4月19日発表1ヶ月予報)。

 

図1 巡回調査における発生面積率の推移   図2 巡回調査における発病葉率の推移

 

4 防除上の注意

 1)密植や過繁茂により、施設内の湿度が高くなると発病しやすいので、換気を行うと

  ともに、施設内が高湿度にならないように管理を徹底する。

 2)発病葉は感染源になるため、生育に支障がない限りできるだけ摘葉し、すみやかに

  ほ場外へ持ち出し適正に処理する。

 3)多発してからでは防除効果が劣るので、予防散布に重点をおき、発病が認められた

  ら直ちに薬剤散布を行う。散布の際は、農薬が葉裏まで十分かかるように丁寧に散布

  する。

 4)農薬による防除では、作用点の異なる薬剤のローテーション散布を実施する。複数

  の農薬で薬剤耐性菌の発生が報告されているため、農薬の散布によっても防除効果が

  認められない場合は使用を見合わせ、他の薬剤による防除に切り替える。

 5)抵抗性品種が複数市販されているが、打破するレースも認められているので、抵抗

  性品種を栽培しているほ場でも、本病の発病には注意する。

 

5 その他

 その他詳細については、西臼杵支庁・各農林振興局(農業改良普及センター)、総合

農業試験場生物環境部、病害虫防除・肥料検査センター等関係機関に照会してください。

 

 【参考】葉かび病の症状

 

 

 

 

 

 

 

葉裏にだ円形〜不整多角形の淡緑色で周縁が不鮮

明の病斑を生じ、その上に灰紫色のカビを生じる。

 

 

《連絡先》

 宮崎県総合農業試験場病害虫防除・肥料検査課

(病害虫防除・肥料検査センター) 松浦・倉永

  TEL0985-73-6670  FAX0985-73-2127

  E-maibyogaichu-hiryo@pref.miyazaki.lg.jp

PDFファイルはこちらから→平成30年度病害虫発生予察注意報第1号