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                            6011−1203

                            令和4年6月15日

各関係機関の長

各病害虫防除員 殿

                    宮崎県病害虫防除・肥料検査センター所長

 

            令和4年度病害虫発生予察注意報第1号について

 

     令和4年度病害虫発生予察注意報第1号を発表したので送付します。

 

       令和4年度病害虫発生予察注意報第1号

 

 いもち病の発生が増加しています。一部ほ場では、ずり込み症
状が発生しています。ほ場を入念に見回り、適切な防除を行いま
しょう。

 

1 病害虫名 : いもち病(葉いもち、穂いもち)

 

2 作 名 : 早期水稲

 

3 発生地域 : 県下全域

 

4 発 量 : 多

 

5 注意報の根拠

 1)6月上〜中旬の巡回調査(33ほ場)における、葉いもちの発生面積率は42.4%(平
14.6%)、発病度は4.1(平年1.0)でいずれも平年比多であった。また、発病株率
12.0%(平年3.8%)で平年比やや多であった(図1〜3)。

 

2)山際の風通しの悪いほ場や箱施薬を施用していないほ場等の一部で、ずり込み症状
が確認されている(写真1)。

 

3)向こう1か月の天候は、梅雨入りに伴い、平年同様曇りや雨の日が多く、平均気温
は平年並か高い見込みと予想されている(鹿児島地方気象台6月11日発表1か月予
報より)ことから、今後の発生拡大が懸念される。

 

 

  図1 発生面積率の推移(R4)         図2 発病度の推移(R4)


 

         図3 発病株率の推移(R4)          写真1 いもち病のずり込み症状    

 

                    

 

6 防除上の注意

1)ほ場を入念に見回り、少しでも発生が見られたほ場では、治療効果のある茎葉散布
剤で防除する。

 

2)すでにずり込み症状が見られるほ場では、直ちに治療効果のある茎葉散布剤で防除
するとともに、穂いもちの発生予防のため粒剤の本田施用を行う。粒剤施用について
は、使用時期が茎葉散布剤よりも限られるため、必ずラベルを確認し、使用基準を遵
守すること。

 

3)上位葉の葉いもちは穂いもちの発生源となるため、穂いもちを対象に、穂ばらみ後
期と穂揃期の防除を徹底する。さらに、出穂期及びその後も降雨が続き、穂いもちの発
生が予想される場合は、穂揃期の7〜10日後にも追加防除を行う。

 

4)雨天が続く場合は雨間散布を行い、防除適期を失しないようにする。

 

5)同一系統の薬剤の連用は薬剤耐性菌の発生を助長することから、作用機構の異なる
薬剤をローテーションで使用する。

 

6)BLASTAM(ブラスタム)による葉いもちの感染好適条件の出現状況については、下
 記を参照。

  ※http://www.jppn.ne.jp/miyazaki/800/300/suitou/r4/blastam202206.html 

 

7 その他

  6月1日から8月31日の3か月間、農薬危害防止運動を実施しています。農薬散
布にあたっては、ラベル表示の確認を十分に行い、農薬使用基準を遵守し、危害防止
に努めましょう。


《連絡先》

 宮崎県総合農業試験場病害虫防除・肥料検査課

 (病害虫防除・肥料検査センター) 阿萬

  TEL0985-73-6670  FAX0985-73-2127

  E-mailbyogaichu-hiryo@pref.miyazaki.lg.jp