6011−1427
                           令和2年8月24日
 各関係機関の長
 各病害虫防除員  殿
                   宮崎県病害虫防除・肥料検査センター所長
 
          令和2年度病害虫発生予報第5号について
 令和2年度病害虫発生予報第5号を発表したので送付します。

令和2年度病害虫発生予報第5号
 向こう1か月間における農作物の主な病害虫の発生動向は、次のように予想されます。
○ 発生予報の概要


作 物 名
 


 病 害 虫 名
 

発生量の

平年比

本文での

記載ページ

普通期水稲



 

1 いもち病(穂)
2 紋枯病
3 ごま葉枯病
4 トビイロウンカ※
5 斑点米カメムシ類



やや少
やや多
やや多






大豆及び野菜類全般

1 ハスモンヨトウ等のチョウ目(鱗翅 目)害虫

やや少
 


 

施設果菜類



 

1 ウイルス媒介虫
(アブラムシ類、アザミウマ類、コナジラミ類)2 タバココナジラミ
3 ミナミキイロアザミウマ
4 土壌病害虫











促成いちご

1 炭疽病、2 その他の病害虫



さといも

1 疫病



サツマイモ

1 基腐病



果樹全般

1 果樹カメムシ類 



カンキツ
(露地栽培)

 

1 黒点病
2 かいよう病
3 ミカンハダニ
4 チャノキイロアザミウマ



やや少















 

1 炭疽病
2 もち病
3 輪斑病 
4 チャノコカクモンハマキ
5 チャハマキ
6 チャノホソガ
7 カンザワハダニ
8 チャノキイロアザミウマ   
9 チャノミドリヒメヨコバイ  
10クワシロカイガラムシ
 





やや多

やや少
やや多

やや多
 








10
10
10
 
  ※は注意報発表。
 
○ 作物の生育状況(8月上・中旬)
普通期水稲は幼穂伸長期〜穂ばらみ期、大豆は栄養成長期、うんしゅうみかんは果実肥大期、茶は3番茶の摘採後であった。
○ 向こう1か月の気象予報
       向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)  








 

要 素

低い(少ない)

平年並

高い(多い)

気 温

10

20

70

降水量

20

40

40

日照時間
 

40
 

30
 

30
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
               (1か月予報 鹿児島地方気象台8月20日発表) 
 
○ 発生予報の根拠および防除対策


 

普通期水稲
 
1 いもち病(穂)(並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果 (葉いもち)                  
     発生面積率:36.6%(平年 54.5%、前年 19.5%)平年よりやや少
     発病株率 :15.3%(平年 21.5%、前年 7.0%)平年並
 [防除上の注意]
(1)出穂期に、夕立など短時間でも降雨があると、発生が増えるおそれがあるので注意する。
(2)穂いもちを対象に、穂揃期における防除を徹底する。
2 紋枯病 (並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:9.8%(平年 12.9%、前年 4.9%)平年並
     発病株率 :0.8%(平年 1.6%、前年 0.8%)平年並
 [防除上の注意]
(1)穂ばらみ期以降はイネの抵抗性が弱まり、高温多湿条件下では上位葉鞘へ進展しやすいので、発病程度が高いほ場では、農薬使用基準の収穫前日数等に注意して防除する。
3 ごま葉枯病 (やや少)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:0%(平年 3.8%、前年 2.4%)平年やや少
     発病度  :0 (平年 0.3、 前年 0  )平年やや少
 [防除上の注意]
(1)出穂後の本病の発生は穂枯れの原因となり品質・収量を低下させるので、発生の多いほ場では穂揃い期前後に防除する。
4 トビイロウンカ (やや多)
  ※令和2年度病害虫発生予察注意報第4号(令和2年7月17日発表)参照
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率 :65.9%(平年 41.6%、前年 75.6%)平年並
     株当たり虫数: 0.4頭(平年 0.3頭、前年 1.4頭)平年よりやや多
 [防除上の注意]
(1)県内全域で発生しており、また、繁殖能力の高い短翅型雌成虫が多く確認されているので、防除を徹底する。
(2)増殖率が高いため、坪枯れなどの大きな被害が生じることがある。向こう1ヶ月の気温は平年より高いと予想されていることから、本虫の増殖には好適である。
(3)本田防除を実施していないほ場において坪枯れの発生する可能性が高いため、株元に成幼虫が多く確認される場合は、防除適期にかかわらず直ちに防除する。
5 斑点米カメムシ類 (やや多)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率 : 7.3%(平年 4.8%、前年 12.2%)平年よりやや多
     20回振り虫数: 0.2頭(平年 0.2頭、前年 0.1頭)平年よりやや多
 [防除上の注意]
(1)本虫による被害は品質を低下させ、等級格下げの主要因になるので、穂揃期とその7〜10日後の2回防除を基本とする。残存虫が多い場合は農薬使用基準の収穫前日数等に注意して追加防除する。


 

大豆及び野菜類
 
1 ハスモンヨトウ等のチョウ目害虫 (やや少)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬のサツマイモの巡回調査におけるハスモンヨトウ・ナカジロシタバ等チョウ目害虫の発生面積率91.7%(平年80.3%)は平年並、被害葉率21.0%(平年36.1%)は平年よりやや少である。
(2)県内4か所(国富、都城、西都、佐土原)に設置したハスモンヨトウのフェロモントラップ調査では、平年より少〜並の誘殺数で推移している。
 [防除上の注意]
(1)早期発見に努め、若齢幼虫期の防除を徹底する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

施設果菜類
 
1 ウイルス媒介虫(アブラムシ類、アザミウマ類、コナジラミ類)
 [防除上の注意]
(1)ウイルス病の多くは害虫によって媒介され、生育初期に感染すると被害が大きくなるので、特に育苗時から媒介虫の防除を徹底し、ウイルスの感染防止と苗による本ぽへのウイルスや媒介虫の持ち込み防止を図る。
(2)近紫外線カットフィルムや施設開口部の防虫ネット(0.4mm目合以下)を必ず設置するとともに、施設周囲を光反射マルチ(少なくとも70cm幅以上)で被覆する等の物理的防除手段を活用し、施設内へのウイルス媒介虫の侵入を防止する。
(3)育苗ハウスに有色粘着板を設置し、密度低下に努めるとともに、媒介虫の発生が確認された場合は、すぐに殺虫剤の散布を行い徹底的に駆除する。
(4)施設内及びほ場周囲の除草を徹底し、媒介虫の生息・増殖を抑制する。
 
 <虫媒伝染する主な植物ウイルス病>














 

    媒介虫

   病原ウイルス

   主な感染作物

タバココナジラミ
・バイオタイプB(シルバーリーフコナジラミ)
・バイオタイプQ
 

TYLCV
 

トマト・ミニトマト・トルコギキョウ

CCYV

メロン・きゅうり

ミカンキイロアザミウマ等

TSWV

ピーマン・トマト・キク

ミナミキイロアザミウマ
 

MYSV
 

きゅうり・メロン・にがうり・すいか

アブラムシ類
 

CMV、ZYMV、PRSV
 

きゅうり・メロン・にがうり
 
2 タバココナジラミ(バイオタイプB(シルバーリーフコナジラミ)、バイオタイプQ)
 [防除上の注意]
(1)各種薬剤に対して感受性の低いタバココナジラミバイオタイプQの発生が、多くの品目において確認されており、農薬のみによる防除は困難であるので、防虫ネットや黄色粘着板等を組み合わせた総合的な防除対策を講じる。
(2)タバココナジラミは、多くの植物に寄生し増殖するので、育苗・栽培施設内外の除草を徹底するとともに栽培目的以外の作物や観葉植物等を持ち込まない。
3 ミナミキイロアザミウマ
 [防除上の注意]
(1)本虫によって媒介されるキュウリ黄化えそ病(MYSV)の発生が、県内全域で確認されている。露地作物や周辺雑草からの施設栽培への飛び込みに注意する。
(2)最近、各種薬剤に対して感受性の低下が確認されており、多発してからでは防除が難しくなるので、本虫の土中や地表面での蛹化を防止するためのマルチ被覆や誘殺のための粘着板の設置等、総合的な防除対策を講じる。
4 土壌病害虫
 [防除上の注意]
(1)台風等による大雨でほ場が冠水した場合は、土壌消毒の効果がなくなり、疫病や青枯病、線虫等の被害が発生する恐れがあるので、排水対策を十分行うとともに、必要に応じて再度土壌消毒を行う。
(2)薬剤による土壌消毒を行う場合は、事前の耕起、整地は丁寧に行い、土壌水分の調整を適切に行う。
(3)育苗中の苗や定植後の苗の生育状況を観察し、疫病等の発病が疑われる場合は、早めに防除を行う。


 

促成いちご
 
1 炭疽病他
[防除上の注意]
(1)罹病苗の持ち込みは、本ぽ内での感染源となるため健全苗の定植に努める。
   苗床で発病した苗については、その周囲の苗も感染苗と見なし、適切に処分する。(発病苗及び半径3ポット程度は廃棄する。)
(2)定植後に発病した株は、早期に除去し、ビニール袋に密封するなど病原菌の拡大防止に努める。
2 その他の病害虫
 [防除上の注意]
(1)近年、苗からの持ち込みによるうどんこ病やハダニ類の発生が多く、定植初期に病害虫の発生が多い状況が見られるので、定植前に防除を徹底し、本ぽに病害虫を持ち込まないよう注意する。
 


 

さといも
 
1 疫病
  [予報の根拠]
(1)8月中旬のサトイモの巡回調査における発生面積率は88.9%(R1:100%、H30:69.3%)、平均発病株率は、32.3%(R1:100%、H30:50.5%)であった。
  [防除上の注意]
(1)登録薬剤による定期的な防除を実施する。
(2)次作の発病防止のため、速やかに収穫を行うとともに、収穫残渣のほ場外への持ち出しや埋却等の適正な処理を行う。
 


 

サツマイモ
 
1 基腐病
 [防除上の注意]
(1)発病株率が多いほ場では、収穫適期を経過後に速やかに収穫を実施する。
(2)次年度の種芋採取は、発病が少ないほ場を選び、症状の無い株から実施する。
 


 

果樹全般
 
1 果樹カメムシ類 
 [防除上の注意]
(1)予察灯調査(都城市、日南市、延岡市、国富町)におけるチャバネアオカメムシ・ツヤアオカメムシの8月の誘殺数は少ない。
(2)果樹カメムシ類は園外から飛来し、地域や時期によって発生量が大きく変動するので、園内外を見回り、早期発見・早期防除に努める。
(3)うんしゅうみかんでは、色ぬけから着色始め頃の加害は落果を生じやすく、特に注意が必要である。
(4)7月下旬に実施したヒノキ毬果における果樹カメムシ類の口針鞘数調査では、県内12地点の平均が1果当たり0.2本(平年2.1本、前年1.1本)と平年より少なかった。予測式より算出した毬果からの離脱時期は、9月上旬以降と予想される。
(5)台風が襲来した場合は、カメムシが餌としているヒノキやスギの毬果が落果し、果樹園に大量飛来するおそれがあるので、注意が必要である。
 
 
 
          
 
 
 
 
 
 
 
 
 




     チャバネアオカメムシの予察灯誘殺状況
 
          
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  



   ツヤアオカメムシの予察灯誘殺状況
 


 

カンキツ(露地栽培)
 
1 黒点病 (少)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:22.2%(平年 54.7%、前年 44.4%)平年より少
     発病果率 : 4.4%(平年 27.2%、前年 11.1%)平年より少
 [防除上の注意]
(1)感染源となる枯れ枝は、可能な限り取り除き園外に持ち出して適切に処分する。
(2)防除間隔の目安は積算降水量250mmで、降水量が少なくても1か月後には次の防除が必要である。
2 かいよう病 (並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:5.6%(平年 8.2%、前年 16.7%)平年並
     発病果率 :0.4%(平年 1.0%、前年 0.8%)平年よりやや少
 [防除上の注意]
(1)罹病した枝葉・果実は伝染源となるので可能な限り取り除き、園外に持ち出して適切に処理する。
(2)風雨による枝葉の損傷を少なくするため防風垣を整備する。特に台風の襲来が予想される時は事前に防除を行う。
3 ミカンハダニ (やや少)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:27.8%(平年 39.4%、前年 5.6%)平年よりやや少
     寄生葉率 : 4.3%(平年 7.7%、前年 0.2%)平年よりやや少
 [防除上の注意]
(1)生息密度が高くなると防除が困難になるので、寄生葉率30%または1葉当たり虫数0.5〜1頭を目安に防除を行う。
(2)同一系統農薬の連用を避け、作用性の異なる農薬のロ−テ−ション散布を実施する。
4 チャノキイロアザミウマ (並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率: 0%(平年 2.7%、前年 0%)平年並
     寄生果率 : 0%(平年 0.1%、前年 0%)平年並
 [防除上の注意]
(1)果実に寄生すると収穫果実の外観を損なうので、10果当たり虫数3頭を目安に増殖初期に防除する。


 


 
1 炭疽病 (並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率  :35.3%(平年 47.1%、前年 23.5%)平年並
     u当たり病葉数: 2.4葉(平年 10.4葉、前年 2.4葉)平年並
 [防除上の注意]
(1)本病は新芽の生育時に雨が多いと発生しやすい。秋芽は生育期間が長く感染の機会も多いため、開葉初期(萌芽〜一葉期)に予防効果の高い農薬を散布し、その10日〜14日後に治療効果の高い農薬を散布し防除する。
2 もち病 (並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率  :5.9%(平年 4.7%、前年 5.9%)平年並
     u当たり病葉数:0.1葉(平年 1.2葉、前年 0.1葉)平年並
 [防除上の注意]
(1)秋芽の生育期に雨が多いと感染しやすい。特に中山間地域では発生が多いので秋芽生育期に炭疽病と同時に防除する。
3 輪斑病 (並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率  :11.8%(平年 16.5%、前年 11.8%)平年並
     u当たり病葉数: 0.2葉(平年 0.5葉、前年 0.1葉)平年よりやや少
 [防除上の注意]
(1)萌芽から開葉期にかけて、包葉などが取れたときにできる傷口から輪斑病菌が感染すると新梢枯死症が発生するので、輪斑病の発生ほ場では秋芽の萌芽期〜2葉期に防除する。特に発生が多いほ場では5〜7日間隔で2回防除する。
4 チャノコカクモンハマキ (並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率 :0%(平年 1.2%、前年 0%)平年並
     u当たり虫数:0頭(平年 0.0頭、前年 0頭)平年並
 [防除上の注意]
(1)県内4か所(宮崎市、田野町、都城市、三股町、川南町(茶業支場))に設置しているフェロモントラップ調査から、次の発蛾最盛期は9月上〜中旬と予想される。
(2)防除適期は、発蛾最盛日から7〜10日後である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




5 チャハマキ (やや多)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率 :5.9%(平年 1.8%、前年 11.8%)平年よりやや多
     u当たり虫数:0.1頭(平年 0.1頭、前年 0.1頭)平年よりやや多
 [防除上の注意]
(1)県内4か所に設置しているフェロモントラップ調査による次の発蛾最盛期は9月上〜中旬と予想される。
(2)通常チャノコカクモンハマキと同時に防除できるが、両種の発蛾最盛期が10日以上異なる場合は別に防除する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





 
 
6 チャノホソガ (並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率  :29.4%(平年 24.2%、前年 29.4%)平年並
     u当たり巻葉数: 1.1葉(平年 1.7葉、前年 0.7葉)平年並
 [防除上の注意]
(1)県内4か所に設置しているフェロモントラップ調査による次の発蛾最盛期は9月上と予想される。
(2)例年9月以降に増加する傾向にあり、また、この時期は秋芽の伸長期であるので今後の発生に注意する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





 
7 カンザワハダニ (やや少)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:5.9%(平年 29.5%、前年 11.8%)平年より少
     寄生葉率 :0.5%(平年 2.8%、前年 0.2%)平年よりやや少
 [防除上の注意]
(1)同一系統薬剤の連用を避け、作用性の異なる薬剤のロ−テ−ション散布を実施する。
8 チャノキイロアザミウマ (やや多)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果
   (見取り)                    
     発生面積率:47.1%(平年 47.1%、前年 29.4%)平年並
     寄生葉率 : 5.1%(平年 4.5%、前年 1.6%)平年並
   (払い落とし)
     発生面積率  :52.9%(平年 34.1%、前年 23.4%)平年よりやや多
     払い落とし虫数: 4.4 (平年 2.9 、前年 1.2 )平年よりやや多
 [防除上の注意]
(1)この時期は卵・幼虫・蛹・成虫が混在し、卵と蛹には農薬がかかりにくく防除効果があがらないので、残効の長い農薬か1週間間隔での連続散布を行う。
 チャノミドリヒメヨコバイ (並)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:64.7%(平年 55.3%、前年 41.2%)平年並
     寄生葉率 : 2.9%(平年 3.9%、前年 2.2%)平年並
 [防除上の注意]
(1)チャノキイロアザミウマとの同時防除が可能である。
10 クワシロカイガラムシ (やや多)
 [予報の根拠]
(1)8月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:17.7%(平年 19.5%、前年 0 %)平年並
     寄生株率 :10.6%(平年 5.9%、前年 0.0%)平年よりやや多
 [防除上の注意]
(1)防除適期は幼虫ふ化開始から1週間後または幼虫ふ化最盛期なので、ふ化状況をよく観察して防除する。
(2)薬剤散布量は、成木園で10a当たり1,000リットル程度を目安に、専用噴口を使うなどして枝幹に十分かかるようにていねいに散布する。
 
○ 農薬危害防止運動
6月1日から8月31日は、農薬危害防止運動実施期間です。農薬の適正使用により、事故防止に努めましょう。
 
○ その他
1 農薬適用の有無などについては次のホームページで確認する。
宮崎県農薬安全使用啓発
http://nouyaku-tekisei.pref.miyazaki.lg.jp/noyaku/user/top/miyazaki
  日本植物防疫協会             http://jppn.ne.jp
  農林水産省(農薬コーナー)         http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/
  農林水産消費安全技術センター       http://www.acis.famic.go.jp/
2 農薬の使用に当たっては、農薬使用基準の遵守並びに危被害の発生防止に努める。
3 発生量(程度)の区分
  多  い   (高  い)  やや多いの外側10%の度数の入る幅
  やや多い   (やや高い)  平年並の外側20%の度数の入る幅
  平年並            平年値を中心として40%の度数の入る幅
  やや少ない  (やや低い)  平年並の外側20%の度数の入る幅
  少ない    (低  い)  やや少ないの外側10%の度数の入る幅
                 (平年値は過去10年間の平均)
 
4 予察情報の種類
  病害虫防除・肥料検査センターから発表する情報は次の5つです。
(1)予  報・・・向こう1か月の発生状況を予測し、毎月25日前後に発表する。
(2)注 意 報・・・主要な病害虫の多発生が予想され、かつ早めに防除が必要な場合に発表する。
(3)警  報・・・主要な病害虫の大発生が予想され、かつ緊急に防除が必要な場合に発表する。
(4)特 殊 報・・・県内で初めて発生を認めた病害虫がある時や、病害虫の発生様相が特異な時に発表する。
(5)防除情報・・・注意をうながす必要がある病害虫の発生状況や、各種の防除技術指導情報について随時発表する。
 
○ お知らせ
病害虫防除・肥料検査センターでは、ホームページで情報を提供しています。ホームページアドレスはhttp://www.jppn.ne.jp/miyazaki/です。
 





 

【文書取扱】
宮崎県病害虫防除・肥料検査センター  松浦
TEL:0985-73-6670 FAX:0985-73-2127
E-mail:byogaichu-hiryo@pref.miyazaki.lg.jp

PDFファイルはこちらからダウンロードできます→予報第5号(8月)