6011―1557
                           令和2年10月22日
 各関係機関の長
 各病害虫防除員  殿
                   宮崎県病害虫防除・肥料検査センター所長
       令和2年度病害虫発生予報第7号について
 令和2年度病害虫発生予報第7号を発表したので送付します。

  令和2年度病害虫発生予報第7号
 向こう1か月間における農作物の主な病害虫の発生動向は、次のように予想されます。
○ 発生予報の概要




































 

 作 物 名

    病 害 虫 名

発生量の平年比

記載ページ

施設野菜全般
 

1 アブラムシ類     
2 ハスモンヨトウ

やや少



冬春きゅうり




 

1 べと病
2 うどんこ病
3 褐斑病
4 黄化えそ病(MYSV) 
5 ミナミキイロアザミウマ
6 タバココナジラミ


やや少










冬春ピーマン




 

1 斑点病
2 うどんこ病       
3 黒枯病
4 ミナミキイロアザミウマ 
5 ヒラズハナアザミウマ 
6 タバココナジラミ 



やや多


やや多







冬春トマト


 

1 葉かび病
2 すすかび病
3 トマト黄化葉巻病(TYLCV)
4 タバココナジラミ   


やや多






冬春いちご


 

1 うどんこ病       
2 炭疽病         
3 ハダニ類 
4 アブラムシ類

やや少


やや少





果樹全般

1 果樹カメムシ類 



かんきつ類
(露地栽培)

1 ミカンハダニ
 

やや少
 


 


 

1 カンザワハダニ
 

やや少
 


 
  
 
○ 作物の生育状況(10月中旬)
  冬春きゅうり、冬春ピーマン、冬春トマト、冬春いちごは定植〜生育初期、うんしゅうみかんは収穫期、中晩柑(日向夏)は果実肥大期、茶は秋芽生育期でした。
 
○ 向こう1か月の気象予報                          
       向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)  








 

要 素

低い(少ない)

  平年並

 高い(多い)

気 温

20

30

50

降水量

20

40

40

日照時間
 

50
 

30
 

20
 
   
   
   
   
   
   
   
   
   
               (1か月予報 鹿児島地方気象台10月15日発表)
○ 発生予報の根拠および防除対策


 

施設野菜全般
 
1 アブラムシ類 (やや少)
 [予報の根拠]
(1)黄色水盤での誘殺数(宮崎市佐土原町)は、平年より少なく推移している。
(2)10月中旬の巡回調査における秋冬ダイコンでの発生面積率10.0%(平年18.4%)は平年並、冬春いちごでの発生面積率33.3%(平年45.4%)は平年並である。
(3)冬春ピーマン、冬春きゅうり、冬春トマトでは発生未確認であり、平年並の発生である。
 [防除上の注意]
(1)きゅうりやピーマン等多くの作物にウイルス病を媒介するので、有翅虫の飛来防止に努めるとともに、作用性の異なる薬剤のローテーション散布を定期的に行う。
(2)ワタアブラムシのネオニコチノイド系薬剤等に対する感受性低下が一部の地域で確認されているので、使用薬剤については地域の普及指導員や技術員の情報を参考にする。
2 ハスモンヨトウ (並)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査における大豆での発生面積率57.1%(平年89.0%)は平年より少、食害度7.9(平年22.0)は平年よりやや少である。
(2)フェロモントラップにおける誘殺数は、県内4調査地点(都城市・西都市・国富町・宮崎市佐土原)のうち、都城は平年並、西都および宮崎市は平年よりやや多、国富町は平年よりよりやや少で推移している。
[防除上の注意]
(1)発生量はほ場ごとに大きく異なるため、必ず各ほ場での発生状況を確認する。
(2)若齢幼虫による被害葉は表皮だけを残して白色になっているので、初期の食害発  生に注意して、卵塊や幼虫集団を見つけしだい捕殺する。
(3)幼虫が大きくなると薬剤が効きにくくなるので、早期発見に努め若令幼虫期に防除する。
(4)ほ場内及びほ場周辺の雑草は増殖源になるので、除草に努める。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 

冬春きゅうり
 
1 べと病 (多)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:12.5%(平年 2.3%、前年 0%)平年より多
     発病葉率 : 1.3%(平年 0.0%、前年 0%)平年より多
 [防除上の注意]
(1)湿度が高いときに発生しやすく、激発すると防除が困難となるので、予防散布に重点をおき発生が見られたら初期防除を徹底する。
(2)窒素切れや草勢の衰えは、発生を助長するので適正な肥培管理に努める。
2 うどんこ病 (やや少)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:0% (平年 24.0%、前年 0%)平年よりやや少
     発病葉率 :0.0%(平年 1.6%、前年 0%)平年よりやや少
 [防除上の注意]
(1)病勢が進展してからでは防除効果が低くなるので、発病を確認したら早めに防除
  する。
(2)耐性菌を生じやすいので、同一系統薬剤の連続散布を避ける。
(3)乾燥時に多発するので、ほ場が過乾燥にならないように管理に注意する。
3 褐斑病 (並)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率: 0%(平年 0%、前年 0%)平年並
     発病葉率 : 0%(平年 0%、前年 0%)平年並
 [防除上の注意]
(1)多発してからの防除は困難なので、初期防除を徹底する。
(2)窒素質肥料の多用は発病を助長するが、逆に少ないと草勢の低下を招くので、適正な肥培管理に努める。
(3)摘除した罹病葉は、ほ場外に持ち出し処分する。
(4)べと病やうどんこ病の発生後に激発することがあるので、本病以外の病害の発生に注意する。
4 黄化えそ病(MYSV)(並)
[予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:0%(平年 3.1%、前年 12.5%)平年並
     発病株率 :0%(平年 0.0%、前年 0.01%)平年並
 [防除上の注意]
(1)本病原ウイルスを媒介する難防除害虫であるミナミキイロアザミウマは、本ウイルスを永続的に伝搬するため、発病後は急激にほ場内外に蔓延する恐れがある。ミナミキイロアザミウマの防除対策については、次項を参照のこと。
(2)感染株を確認した場合は、速やかに抜き取り、ほ場外に持ち出しビニール袋等に入れて完全に枯れるまで密封処理するなど適切に処分する。
5 ミナミキイロアザミウマ (並)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率   :0%(平年 10.9%、前年 0%)平年並
     100葉当たり虫数:0頭(平年 0.7頭、前年 0頭)平年並
 [防除上の注意]
(1)近年、本虫の各種薬剤に対する感受性低下が顕著となっており、多発してからでは防除が難しくなるので、低密度のうちに防除する。
(2)本虫の施設への侵入を防ぐため、開口部に目合い0.4mm以下の防虫ネットを必ず設置するとともに、近紫外線カットフィルム等の物理的防除手段を利用する。
(3)本虫の土中や地表面での蛹化を防止するためのマルチ被覆や誘殺のための有色粘着板の設置等、総合的な防除対策を講じる。
6 タバココナジラミ (少)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率   :12.5%(平年 57.4%、前年 37.5%)平年より少
     100葉当たり虫数: 0.3頭(平年 4.9頭、前年 1.4頭)平年より少
 [防除上の注意]
(1)施設開口部には必ず防虫ネットを設置して、施設内への侵入を防止する。設置する防虫ネットは、目合い0.4mm以下のものが有効である。
(2)施設内には黄色粘着板等を設置し、早期発見に努めるとともに本虫の密度を抑制する。
(3)多発してからでは防除が難しくなるので、発生を確認したら早めに防除する。なお、薬剤散布後は防除効果に注意を払い、必要に応じて適宜追加防除を行う。
(4)施設内外の雑草は、タバココナジラミの増殖源となるので除草を徹底する。また、施設内では栽培目的以外の不要な作物や観葉植物等は栽培しない。
 


 

冬春ピーマン
 
1 斑点病 (並)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:0%(平年 1.5%、前年 0%)平年並
     発病葉率 :0%(平年 0.1%、前年 0%)平年並
 [防除上の注意]
(1)多湿条件で発生しやすいので、除湿に努める。
(2)病原菌が侵入した後の防除効果は低いので、予防散布を行う。
2 うどんこ病 (多)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:9.1%(平年 0%、前年 0%)平年より多
     発病葉率 :0.2%(平年 0%、前年 0%)平年より多
 [防除上の注意]
(1)乾燥した条件で発生しやすいので、乾燥させすぎないようにする。
(2)病勢が進展してからでは防除効果が低いので、早期発見に努め、発病を確認したら早めに防除する。
3 黒枯病 (やや多)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:9.1%(平年 5.2%、 前年 9.1%)平年よりやや多
     発病葉率 :0.3%(平年 0.3%、 前年 0.1%)平年よりやや多
 [防除上の注意]
(1)多湿条件で発病しやすいので排水を良好にするとともに、マルチの利用、日中の
  換気などによってハウス内の湿度を下げる。
(2)被害茎葉・果実は伝染源となるので、ほ場外に持ち出し適切に処理する。
4 ミナミキイロアザミウマ (並)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率 :   0%(平年 11.0%、前年 0%)平年並
     10花当たり寄生虫数:0頭(平年 0.2頭、前年 0頭)平年よりやや少
 [防除上の注意]
(1)ミナミキイロアザミウマの成虫が10花当たり1頭程度寄生すると、販売等級格下げとなる果実が5%発生するので、発見したら早めに防除する。
(2)開口部への防虫ネットの設置や、マルチ被覆、誘殺のための有色粘着板の設置により、生息密度の抑制に努める。
(3)近年、本虫の各種薬剤に対する感受性低下が顕著となっており、多発してからでは防除が難しくなるので、低密度のうちに防除する。
5 ヒラズハナアザミウマ (並)
 ※令和2年度病害虫防除情報第7号(令和2年10月2日発表)参照
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率    :9.1%(平年 8.1%、前年 9.1%)平年並
     10花当たり寄生虫数:0.1頭(平年 0.5頭、前年 0.1頭)平年並
 [防除上の注意]
(1)ヒラズハナアザミウマは主に花に寄生し、果実ヘタ部表面の褐変や白ぶくれ症状の被害につながる。
(2)本虫の施設への侵入を防ぐため開口部に防虫ネットを設置する。また、誘殺のための青色粘着板を300〜500枚/10a程度設置し、密度の抑制に努める。
(3)ヒラズハナアザミウマに効果のある薬剤は、ピーマンで使用される天敵への影響が大きいため、天敵を放飼するほ場では放飼前にしっかりと防除を行い、影響日数が経過した後に天敵の放飼を行う。
(4)圃場内外の除草を徹底する。
6 タバココナジラミ (やや多)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率   :72.7%(平年 56.9%、前年 63.6%)平年より多
     100葉当たり虫数: 8.4頭(平年 9.0頭、前年 12.4頭)平年並
 [防除上の注意]
(1)施設開口部には必ず防虫ネットを設置して、施設内への侵入を防止する。設置する防虫ネットは、目合い0.4mm以下のものが有効である。
(2)施設内には黄色粘着板等を設置し、早期発見に努めるとともに本虫の密度を抑制する。
(3)多発してからでは防除が難しくなるので、発生を確認したら早めに防除する。なお、薬剤散布後は防除効果に注意を払い、必要に応じて適宜追加防除を行う。
(4)施設内外の雑草は、タバココナジラミの増殖源となるので除草を徹底する。また、施設内では栽培目的以外の不要な作物や観葉植物等は栽培しない。
 


 

冬春トマト
 
1 葉かび病 (並)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:0%(平年 1.3%、前年 0%)平年並
     発病葉率 :0%(平年 0.0%、前年 0%)平年並
 [防除上の注意]
(1)多湿条件や肥料切れで発生しやすいので、ハウスの換気を良好にするとともに草勢維持に努める。
(2)発病初期の防除を徹底する。
2 すすかび病 (やや多)
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:10.0%(平年 5.5%、前年 11.1%)平年よりやや多
     発病葉率 : 1.0%(平年 1.0%、前年 8.1%)平年よりやや多
 [防除上の注意]
(1)多湿条件で発生しやすいので、ハウスの換気を良好にするとともに草勢維持に努める。
(2)発病初期の防除を徹底する。
3 トマト黄化葉巻病(TYLCV) (並)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率: 0%(平年 6.7%、前年 0%)平年並
     発病株率 : 0%(平年 0.0%、前年 0%)平年並
 [防除上の注意]
(1)本病は、タバココナジラミにより媒介され、生育初期に感染すると被害が激しく収穫皆無となる場合もあるので、発病株はすぐに抜き取り、ほ場外に持ち出しビニール袋等に入れて完全に枯れるまで密封処理するなど適切に処分する。
(2)本県で発生しているトマト黄化葉巻病のウイルス系統は、マイルド系統およびイ  スラエル系統を確認しているため、耐病性品種を導入しているほ場でも注意する。
4 タバココナジラミ (並)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率   :40.0%(平年 53.5%、前年 55.6%)平年よりやや少
     100葉当たり虫数: 1.8頭(平年 2.2頭、前年 0.6頭)平年並
 [防除上の注意]
(1)施設開口部には必ず防虫ネットを設置して、施設内への侵入を防止する。設置する防虫ネットは、目合い0.4mm以下のものが有効である。
(2)施設内には黄色粘着板等を設置し、早期発見に努めるとともに本虫の密度を抑制する。
(3)多発してからでは防除が難しくなるので、発生を確認したら早めに防除する。なお、薬剤散布後は防除効果に注意を払い、必要に応じて適宜追加防除を行う。
(4)施設内外の雑草は、タバココナジラミの増殖源となるので除草を徹底する。また、施設内では栽培目的以外の不要な作物や観葉植物等は栽培しない。
 


 

冬春いちご
 
1 うどんこ病 (やや少)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:8.3%(平年 19.0%、前年 16.7%)平年よりやや少
     発病葉率 :0.2%(平年 2.6%、前年 1.0%)平年よりやや少
 [防除上の注意]
(1)発生初期は葉裏に発生しやすいので、早期発見に努め初期防除を徹底する。
(2)激しく発病すると防除効果が低くなるので、予防に重点をおき、発病後は散布間隔を短くするなど発病初期の防除を徹底する。
(3)発病果など被害部は、伝染源になるので早めに取り除き、ほ場内に放置しない。
2 炭疽病  (少)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:0%(平年 15.1%、前年 25.0%)平年より少
     発病株率 :0%(平年 1.9%、前年 2.3%)平年より少
(2)親株育苗中の発病が確認されている。
 [防除上の注意]
(1)多湿にならないよう、ほ場の排水対策を十分行う。
(2)定植後に発病した株は、早期に除去し新たな感染を防止する。
(3)親株床の発病残さは翌年の伝染源になるので、ほ場外に持ち出し適正に処分する。
3 ハダニ類 (並)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:16.7%(平年 29.0%、前年 0%)平年並
     寄生株率 : 0.5%(平年 4.0%、前年 0%)平年並
 [防除上の注意]
(1)寄生数が増加してからの防除は困難なので、密度が低い時点からの防除を徹底する。また、殺ダニ剤散布時は、葉裏に良くかかるようにていねいに散布する。
(2)株整理後、葉数が少なくなった時期に薬剤散布を行うと防除効果が高くなる。
(3)ハダニ類は殺ダニ剤に対する抵抗性発達が早いことから、系統の異なる農薬をローテーションで使用し、散布後の効果の確認を常に行う。また、天敵カブリダニ製剤を利用した防除に努める。
(4)ミツバチに影響のある農薬があるため、ミツバチを入れる前に防除の徹底を図るとともに使用する農薬の選定に留意する。
4 アブラムシ類 (やや少)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:33.3%(平年 45.4%、前年 25.0%)平年並
     寄生株率 : 0.8%(平年 9.5%、前年 1.8%)平年より少
 [防除上の注意]
(1)寄生数が増加してからの防除は困難なので、密度が低い時からの防除を徹底する。
(2)ミツバチに影響のある農薬があるため、ミツバチを入れる前に防除の徹底を図るとともに使用する農薬の選定に留意する。


 

果樹全般
 
1 果樹カメムシ類 
 [防除上の注意]
(1)果樹カメムシ類は園外から飛来し、地域や時期によって発生量が大きく変動するので、園内外を見回り、早期発見・早期防除に努める。
 


 

かんきつ類(露地栽培)
 
1 ミカンハダニ (やや少)
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:16.7%(平年 31.6%、前年 22.3%)平年よりやや少
     寄生葉率 : 0.6%(平年 7.7%、前年 4.9%)平年よりやや少
 [防除上の注意]
(1)生息密度が高くなると防除効果が劣るので、寄生葉率30%または1葉当たり虫数
  0.5〜1頭を目安に、発生初期に防除を行う。
(2)薬剤感受性の低下を避けるため、同一系統薬剤の連用を避ける。
 


 


 
1 カンザワハダニ (やや少) 
 [予報の根拠]
(1)10月中旬の巡回調査結果                    
     発生面積率:13.3%(平年 23.0%、前年 17.6%)平年よりやや少
     寄生葉率 : 0.5%(平年 1.5%、前年 0.6%)平年よりやや少
 [防除上の注意]
(1)防除適期は越冬前の10月中下旬であるが、気象要因による変化が大きいため、茶園を観察して防除の必要性および時期を判断する。
(2)冬季のマシン油散布が密度抑制に有効である。ただし、赤焼病の発生を助長するため、赤焼病の発生が懸念される茶園においては、十分に気温の低下した時期(耐凍性を獲得する時期)に散布を実施する。
(3)本県では冬期においてもダニの繁殖が見られるため、越冬前の防除がより重要であり、この時期の防除が十分でないと翌年の一番茶への影響が大きい。
(4)同一系統薬剤の連用を避け、作用性の異なる薬剤のロ−テ−ション散布を実施する。
 
その他
1 農薬適用の有無などについては次のホームページで確認する。
 宮崎県農薬安全使用啓発
http://nouyaku-tekisei.pref.miyazaki.lg.jp/noyaku/user/top/miyazaki
   日本植物防疫協会       http://www.jppn.ne.jp
   農林水産省(農薬コーナー)   http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/
   農林水産消費安全技術センター http://www.acis.famic.go.jp/
2 農薬の使用に当たっては、農薬使用基準の遵守並びに被害の発生防止に努める。
3 発生量(程度)の区分
   多  い   (高  い)  やや多いの外側10%の度数の入る幅
   やや多い   (やや高い)  平年並の外側20%の度数の入る幅
   平年並            平年値を中心として40%の度数の入る幅
   やや少ない  (やや低い)  平年並の外側20%の度数の入る幅
   少ない    (低  い)  やや少ないの外側10%の度数の入る幅
                  (平年値は過去10年間の平均)
 
4 予察情報の種類
  病害虫防除・肥料検査センターから発表する情報は次の5つです。
(1)予  報・・・向こう1か月の発生状況を予測し、毎月25日前後に発表する。
(2)注 意 報・・・主要な病害虫の多発生が予想され、かつ早めに防除が必要な場合に発表する。
(3)警  報・・・主要な病害虫の大発生が予想され、かつ緊急に防除が必要な場合に発表する。
(4)特 殊 報・・・県内で初めて発生を認めた病害虫がある時や、病害虫の発生様相が特異な時に発表する。
(5)防除情報・・・注意をうながす必要がある病害虫の発生状況や、各種の防除技術指導情報について随時発表する。
 
○ お知らせ
  病害虫防除・肥料検査センターでは、ホームページで情報を提供しています。
 ホームページアドレスは、http://www.jppn.ne.jp/miyazaki/です。







 

【文書取扱】
病害虫防除・肥料検査センター  松浦
 TEL:0985-73-6670 FAX:0985-73-2127
 E-mail:byogaichu-hiryo
         @pref.miyazaki.lg.jp

PDFファイルはこちらからダウンロードできます→予報第7号(10月)