ピーマンにおける主要農薬の薬害注意事項一覧

  薬 剤 名  

使用方法

    発 生 要 因   

発生の症状、発生部位等

<殺菌剤>
オリゼメート粒剤

 


植穴土壌混和
 


幼苗軟弱徒長苗への施用、土壌混和不十分
 


葉縁の黄化(退色)、葉の
矮化又は活着遅延による初期生育抑制

サプロール乳剤
 

 散 布
 

高温時や幼苗及び軟弱気味時の散布

新葉わん曲
 

スミレックス水和剤

 散 布

繰り返し散布の間隔不十分

葉縁部縮葉

スミレックスくん煙顆粒
 

 くん煙

 

定植直後又は幼苗・軟弱苗、高温時、繰り返し散布の間隔不十分

葉縁部縮葉

 

トリフミンジェット



 

 くん煙



 

30℃以上の高温時、作物の濡れているとき、定植直後、幼苗・軟弱苗へのくん煙
高温や低温で作物が衰弱しているときのくん煙

葉先が黄化〜褐色
(煙害を助長)


 

ポリオキシンAL乳剤

 散 布
 

収穫間際の散布
 

果実の汚れ
 

リドミル粒剤2
 

株元散布
 

散布量の過多(特に定植3週間以内の処理)

葉縁部の黄化
 

ロブラール水和剤

 散 布

幼苗期に乳剤との混用散布

薬斑

ロブラールくん煙剤



 

 くん煙



 

定植直後や幼苗、軟弱苗への施用
作物が天井に触れるような場合の施用
高温時(30℃以上)の施用

葉焼け



 

<殺虫剤>
エチメトン粒剤6


植溝処理


薬剤との接触


葉の黄化

キルパー

土壌注入

ガス抜き不十分

発芽不良、生育不良

クロールピクリン
 

土壌注入
 

土壌中のガスの残存
 

発芽障害、初期生育の不良

コテツフロアブル

 散 布

品種による

葉に褐点

DC油剤
 

土壌注入
 

生育中の作物への施用
 

生育抑制、枯死
 

D−D
 

土壌注入
 

生育中の作物への施用、ガス抜きの不十分

生育抑制、枯死
 

DDVP乳剤50

 散 布

幼苗期の散布

葉の褐変

デス

 散 布

幼苗期の散布

葉の褐変

テロン92

土壌注入

作物の生育中の施用

生育抑制、枯死

ドジョウピクリン
 

土壌注入
 

作物の生育中の施用、ガス抜きの不十分

生育抑制、枯死
 

ドロクロール
 

土壌注入
 

作物の生育中の施用、ガス抜き
の不十分          

枯死、発芽抑制、初期生育抑制

バイデートL粒剤



 

育苗鉢株元処理
土壌全面散布、土壌混和など

葉への付着

過剰な散布、処理後に急激に温度が上昇し、激しく水分蒸散が起こる場合

葉焼け

葉縁枯れ

 

バッサ乳剤

 

 散 布

 

野菜の幼苗、軟弱苗での高濃度(1000倍)の散布、ハウス内での高温時の散布

新葉湾曲あるいは葉に褐点
 

マラバッサ乳剤

 散 布

軟弱苗、幼苗への散布

葉枯れ、又は葉縁の白化

マラバッサくん煙剤
 

 くん煙
 

高温時(30℃以上)、軟弱徒長苗

葉先の黄化〜褐色
 

ロディーVPくん煙顆粒

 くん煙
 

高温時(30℃以上)、定植直後又は幼苗、軟弱苗へのくん煙

葉先の黄化〜褐色
 

<除草剤>
バスタ液剤

 




 


薬液付着(特に畦間、畦畔栽培)

 


褐変、落葉
(枯死の薬斑)