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スイカ果実汚斑細菌病

病原菌:Acidovorax avenae subsp.citrulli

国内での発生状況

平成10年に山形県で初めて発見され、その後、北海道、茨城県、長野県、鳥取県、徳島県、熊本県等においても発生が確認されたが、いずれも防除された。
宮崎県内での発生は確認されていない。


病徴および被害

感染すると幼苗から果実まで全ての段階で被害を与える。特に、果実に感染すると、最後には腐敗果となり、ほ場全体に壊滅的な被害を与える。
果実に発生する亀裂を伴った水浸状の病斑は、本病特有の症状である。
子葉には暗緑色水浸状斑点、本葉には褐色斑点、茎には水浸状の病斑が症状として現れる。
(※写真は植物防疫所HPより引用)

   

病原菌の生態

高温多湿を好み41℃でも生育可能である。
多くのウリ科植物に寄生し、キュウリ、カボチャ、メロンでの自然発病が報告されているほか、接種試験では、アールスメロン、ユウガオ、ヘチマ、アレチウリ、カラスウリにも病原性を示す。
種子伝染性の細菌病であり、汚染種子が第一次伝染源となる。

その他

その他詳細や対策等については農林水産省および農研機構のホームページに掲載されております。
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